御神酒國靈(くにたま)奉納プロジェクト

【國靈奉納締めククリの白山登拝。】

白山頂上でのご奉納について、書きたいこと、書かないとも思ったこと、たくさんあったのですが…

一か月半経っても、言葉がまとまりません。

もともと白山への登拝し國靈を御奉納するなんてまるで頭になくて、可能性として考えることすらありませんでした。

ところが、行くしか選択肢がない状況になりました。まるで詰将棋。

しかし、美濃、越前、そして加賀それぞれの白山信仰の拠点のお宮には御奉納申し上げるほど崇敬してやまない地。

むしろ崇敬してやまないからこそ、登拝だなんて畏れ多かったのです。

だからこそ、決まった限りは最高を御奉納するよう準備を調えました。

そして御奉納の祭典は9月13日。

上りも下りも苦難の連続でした。

同じ日の午前、長野の皆神山での大本の祭典に縁深い方が参加し、私と同様ショファール(角笛)を吹かれたそうです。

『まず神へ献げる。だからこそ最高を。』

私はただ、最高を、最善を尽くすことしか思い付きません。

ただ、これだけは分かっていました。

日暮れ後の祭典は満点の星空、そして翌日の御来光はハッキリと、必ず見えると分かっていました。

そう、して下さると信じて疑いませんでした。

白山山頂への國靈奉納登拝は、苦難の連続でしたが、同時に最高の体験の連続でもありました。

あとは写真の掲載のみのご報告とさせていただきます。

この度の登拝のご縁、誠に、真にありがとうございました。

ABOUT ME
代表おおくに
神話の故郷出雲大社から歩いてすぐの杵築の地、母の実家で生を享け、出雲大社を遊び場として育つ。   成人してからも神々を好きな思いが高じて各地の神社を数多く参るなか、縁をいただいて神籬磐座祭祀を司る古神道系特別上級神職資格を平成三十年に取得するに至る。   20年以上連れ添う妻と一人息子を大切にし、旅をこよなく愛する。 曲がったことを「どうなの?」と思う気性も含めてさすらいの英雄スサノヲノミコトの影響かな、たぶん笑。 生まれ故郷の出雲はもちろん、白山や伊勢等の魂の聖地に強く心魅かれる。 また、20代に現地で働いてもいた沖縄も大好きな第2第3の故郷。