御神酒國靈(くにたま)奉納プロジェクト

【《御神酒 國靈(くにたま)奉納プロジェクト》に参加しませんか?のご案内(節分が〆切です)『神をも魅了する豊かな社会へ』】

『まず神へ捧げる。だからこそ最高を。感謝を籠めて。』

2014-12-21-12-49-27

そんな心で神に何かを捧げることを、僕は『奉納』と呼んでいます。

太古の昔から、大地震や火山噴火といった大自然の厳しさと、四季の移ろいを通じた彩りや恵みとともに暮らしてきた僕たち日本人のご先祖様たち。

だからこそ日本人は、神に与えられたものによって生かされていることを知っていました。

だからこそその恐れと感謝が故に、神をまつることを行ってきました。

そして、その恐れと感謝が故に、神をまつる時には、初穂という、その年の最高のものを捧げてきました。

ものを作るようになってからも、その歴史、伝統は続いたことでしょう。

つまり、神に捧げるからこそ、最高のものを作ろう、最高のものを捧げようとする心です。

神に捧げるために、最高の努力をする。

その結果出来たものが、神に捧げられたのちに世に降ろされたらどうなるでしょうか。

神をも魅了せんとするその最高のものは、世をこの上なく豊かにするのではないでしょうか。

そしてそれは、ほんの百数十年前までは、日本のそこここにあったのではないでしょうか。

近年誰かを蹴落とすために向けられていたようなエネルギーは、神を喜ばせるために、それぞれの道の追求に注がれることになります。

もしそれが、『今』の社会で起こったら、僕らはどれだけの豊かさに包まれることになるでしょうか…。

そんな懐かしい、でも新しい未来の社会、『奉納文化社会』をつくることを、僕は密かに夢想しています。

御神酒 國靈(くにたま)は、その魁となるべく取り組んできたものです。

そんな未来を築くための奉納プロジェクトを始めます。

みなさんのお力をお借りして、みんなで一緒に新しい時代の扉を開くことが出来たら嬉しいです。

これまでの歩みとこの御神酒に籠められた想いを書きました。よければ読んでみてください。

そして、このプロジェクトの参加の仕方は後半にあります。

そちらも読んでみて、もし一緒にやりたい、と思ってくださったら、ご協力よろしくお願いします!

その際の申し込みは、このブログ記事のコメント欄に書き込むか、僕のメール、facebookメッセージへお寄せください。

ちなみに酒蔵さんへの申し込みの関係上、【節分の2月3日(火)いっぱいで〆切ります】ので、参加される方はお早めにお申し出くださいm(_ _)m

ご理解ください:参加方法は3種類ありますが、1月30日、再度調整し、わずかながら枠が出来ました。
奉納ご希望の方はお申し付けください。

1月30日6:30現在、残り2本となりました。

先着の方を優先したいので、これよりの奉納のお申し出は厳密に時刻が残る僕のFacebookメッセージ、もしくはブログコメント欄にお送りくださいませm(_ _)m

6:45現在、ただいまをもちまして、予定数に達しました。
これからはキャンセル待ち対応とさせていただきますこと、ご了承くださいませ。

なお、3の寄付につきましてはその限りではありませんので、お氣になさらずお申し出ください。

では、これまでの歩みと籠めた想いを書きます。

去年の旧正月の夜明け。
お米づくりの最初の段階として、志摩磯部の御田植祭の地、伊雜宮の天照太御神にご降神していただくところから始まりました。

2015-01-08-18-41-41

そこから今日までおよそ一年間、いろんな場所のいろんな神様に会いに行くことになり、お米づくりのご挨拶をして回りました。

伊㔟の『神宮』の神様、

2014-04-09-06-30-56

お酒の神様奈良は『大神神社』、

2014-02-20-05-59-47

熊野奥宮『玉置神社』や

2014-06-07-07-28-04

京都亀岡『出雲大神宮』2014-03-04-13-43-53

また東北岩手『艮ヶ崎』に坐す國土の神様 國常立太神はじめ、

2014-10-30-22-50-27

たくさんの神様に見守られてきました。

今回のご神米イセヒカリは、平成の御代の到来に合わせ、それを祝うかのように伊㔟のご神田に突然変異で現れ、伊㔟の皇大神宮御鎮座二千年の年『イセヒカリ』と名付けられました。

2014-04-13-09-12-37

このイセヒカリは、食味も魚沼産コシヒカリに匹敵し、収量も多く株も低くて台風にも強い、未来の日本を担うと言われているご神米。

神話の時代、天照太御神は孫のニニギノミコトに斎庭の稻穗をお預けになり、日本の未来を委ねられました。

平成の御代に降ろされたこのイセヒカリもまた、新しい時代を迎えるため、現代のニニギノミコトに委ねられたのかも知れません。

ふたたび、日本の未来の礎を築くために…。

新しい時代の胎動とも言える幕末の民衆運動「ええじゃないか」の始まりの地、豐橋にある『ご神田』。

2014-04-08-18-07-17

 

そこで、御鍬祭や

2015-01-08-18-41-15

御田植祭、

2014-06-29-10-57-23

抜穂祭

2014-11-09-10-36-34

などといったさまざまなお祭りをすべて自分たちの手で行い、神様に見守られながらお米はすくすく育ち、秋に稔りました。

今年のお正月には、日本で新年で一番早く行われる祭り、繞道祭(にょうどうさい)の最も大切な、御神饌(ごしんせん)という御神火を運ぶお役をご奉仕し、御神酒を醸すことのご挨拶をさせていただきました。

2015-01-01-18-34-39

そしてそのお米も1月14日にお酒への仕込みが終わり、2015-01-14-11-10-42

2月の半ば頃には御神酒に醸されて出来上がる予定になっています。

実はこの『御神酒 國靈(くにたま)』の『國靈』には、いくつか意味があります。

2015-01-19-06-34-59まず國靈は、コクレイと読むことができます。そこに、穀靈(コクレイ)という稻に宿る神様という意味が籠められています。

そして文字通り、國(くに)の靈(たましい)。
八百萬の神と言われるように、日本の國そのものもまた、ひと柱の神です。

それは、日本の天皇にこの日本の國土を治めることを認め、委ねた存在。

それはまた、日本國土という大龍体神を指して『國常立太神』のことを言う場合があります。

2014-12-05-08-55-52

はたまた、即位の儀式である践祚大嘗祭を経て天皇に宿られる『天皇靈』を指すときもあります。

それは、いのちを産み出す源としての『國常立太神』と、いのちを育む源である『天照太御神』の合わさった神様であるとも言われます。

そんな神様、國靈に見守られ、僕らは生まれ、育まれ、そして日々生かしていただいています。

そして『くにたま』は、くに=地、たま=球でもあります。
つまり『くにたま』とは、地球そのもの。地球に宿られる神靈そのものなのです。

2015-01-27-12-28-19

これは、地球(くにたま)そのものに影響を及ぼすという重大な責任と、それを任せてくださるっているという光栄を日本の土の上に生かしていただいている人は、受けているということだと思っています。

そういったものすべてへの感謝、そして誓いを形にして、神様に奉納したい。

『御神酒 國靈(くにたま)』には、そんな想いが籠められています。

今年は日本にとって、世界史において類稀なる江戸の平和國家を築いた、徳川家康の没後400年。

また平安の世400年の基礎を築いた、空海の高野山開創1200年でもあります。

2015-01-27-12-31-53

江戸と平安。

ともに文化が栄え、現在の日本の特色を創り出した時代とも言えます。

その基礎を築いたお二人の先人の功績にならって、戦後70年という世界の節目に、今度は日本が世界の見本を示すことで新時代の扉を開く。

そのことを神様へ誓うためのプロジェクトが『御神酒 國靈(くにたま)奉納プロジェクト』なのです。

そしていよいよ、これからご縁ある神々様への奉納、奉献へ移ります。

今回は、岡崎の酒店「浪漫酒創庫あつみ」の店主、渡会さんには神様にお届けするために最高のお酒となるよう、お米の磨き具合や、酵母の指定などをしていただきました。

そして渡会さんのご尽力により、愛知県奥三河の「蓬莱泉」や幻の酒「空」「吟」で知られる「関谷醸造」さんのタンクを確保いただきました。

2015-01-14-09-22-33

僕たちは、納めたお米の代金を関谷醸造さんの規定通りに受けとり、渡会さんには在庫の負担など、費用面のリスクをすべてお引き受けいただき、僕は必要分だけを申し出て納めるだけいいようにご配慮いただきました。

今回は神様への奉納のための『御神酒』です。初穂料をお納めし、頒布を受けて神様へお届けする形になります。

その初穂料は4合瓶で税込2646円。

もちろん僕は酒販免許も無いので利益をいただくこともありません。

神様への奉納のためのお酒ということで、イセヒカリでの純米大吟醸酒の価値からみれば抑えていただきました。2015-01-19-06-34-59その中で、奉納したいご縁ある様々な神様を挙げていったのですが、軽〜く20を超えて…( ̄▽ ̄)

その中でまずは伊㔟の『神宮』へ。
そして夏には終戦の日に合わせて里帰りして、故郷『出雲大社』への奉納を予定しています。

他にもいくつもありますが、月のおこづかいが一万円の薄給(笑)の身には、交通宿泊などの費用を考えると数が限られてしまうのが現実です…T^T

もちろん、これまでも出来る最大限のことをやって来ましたし、これからもそれは変わりません。

なので、おこづかいを数ヶ月前借りして、分割して家計に返しながら(笑)奉納していきたいと思っています。

ですが、もし協力したいと言われる皆さんのお力を借りれたら、もっといっぱい奉納できるようになります。よね?(笑)

そこで3つ、奉納プロジェクトの参加方法を考えました。

酒蔵さんへの申し込みの関係上、節分の2月3日(火)いっぱいで〆切りますので、参加される方はお早めにお申し出くださいm(_ _)m

ご理解ください:1月30日、再度調整し、わずかながら枠が出来ました。
奉納ご希望の方はお申し付けください。

1月30日6:30現在、残り2本となりました。

先着の方を優先したいので、これよりの奉納のお申し出は厳密に時刻が残る僕のFacebookメッセージ、もしくはブログコメント欄にお送りくださいませm(_ _)m

6:45現在、ただいまをもちまして、予定数に達しました。
これからはキャンセル待ち対応とさせていただきますこと、ご了承くださいませ。

なお、3の寄付につきましてはその限りではありませんので、お氣になさらずお申し出ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1.自分で奉納。

これは2646円の初穂料と交換に(発送の場合は送料を加えて)『御神酒 國靈(くにたま)』を受けとって、ご自分で氏神さまや好きなお宮に奉納していただきます。

出来ればその様子を写真や文章でレポートしてもらえると嬉しいです^ ^

2.僕と一緒に奉納

もしこのお宮に奉納したいからついて来て〜!というご要望があれば、交通費と遠方なら宿泊費を加えて出してくださればうかがいます(-_^)

そのように交通費と宿を確保するから一時間何かしゃべってくれ、というお申し出も実際今来ています^ ^

「なんちゃらパワー!」とかは出せませんが、神話やら日本のことやら、お話することくらいなら僕にも出来ますのでね。

お話にお呼びいただいて、奉納は僕だけで行っておいで〜!というのも、もちろんありです。

3.奉納プロジェクトへ寄付

自分で動くことは出来ないけど、寄付ならするよ!という方がおられましたら、それも非常に助かります。御神酒の初穂料や交通宿泊費、また正式参拝などに充てさせていただきたいと思います。

寄付は、一口千円。上限は無限でございますm(_ _)m

〈申し込み方法〉
このブログ記事のコメント欄に書き込むか、僕のメール、facebookメッセージへお寄せください。
質問もこちらへどうぞ^ ^

改めてご理解を:1月30日、再度調整し、わずかながら枠が出来ました。
奉納ご希望の方はお申し付けください。

なお、寄付につきましてはその限りではありませんので、お氣になさらずお申し出ください^ ^

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして、最後になりましたが、奉納分を差し引いて残れば、わずかながら自家消費分がご用意出来るかも知れません。

その場合、奉納分と同様に、初穂料2646円と送料にてお頒けいだだけますので、もしご希望であればお申し出ください。

そちらの申し込みも、このブログ記事のコメント欄に書き込むか、僕のメール、facebookメッセージへお寄せください。

くどい様ですが念のため、酒蔵さんへの申し込みの関係上、節分の2月3日(火)いっぱいで〆切りますので、参加される方はお早めにお申し出くださいm(_ _)m

ご縁ある皆さんと一緒に、この奉納事業に取り組めたら嬉しいなと思ってます。

國靈と、未来を築くために。

 

 

ABOUT ME
代表おおくに
神話の故郷出雲大社から歩いてすぐの杵築の地、母の実家で生を享け、出雲大社を遊び場として育つ。   成人してからも神々を好きな思いが高じて各地の神社を数多く参るなか、縁をいただいて神籬磐座祭祀を司る古神道系特別上級神職資格を平成三十年に取得するに至る。   20年以上連れ添う妻と一人息子を大切にし、旅をこよなく愛する。 曲がったことを「どうなの?」と思う気性も含めてさすらいの英雄スサノヲノミコトの影響かな、たぶん笑。 生まれ故郷の出雲はもちろん、白山や伊勢等の魂の聖地に強く心魅かれる。 また、20代に現地で働いてもいた沖縄も大好きな第2第3の故郷。