《光り輝くお宮。そして『みはしらブルー』の空》
千葉は麻賀多神社、天日津久神社へ、御神酒『みはしら』を御奉納にお持ちしました。
朝一番に訪れたそこは、前回からのこの2年でスッカリ見違える美しさ、というか明らかに光を放っていました。
全てのお宮の鳥居や祠も整備が進み、別のお宮かと言うほど。
先日の上賀茂神社で御案内下さった権禰宜さまが仰られていた、
「黄金の國ジパングと呼ばれたあの時代は、ちょうど神社の建て替えラッシュ直後だったんです。だから外から来た人にはヒノキや屋根や、輝いているお宮を見て驚嘆したんでしょうね。」
ということが、まさに実感できました。
その後は東国三社と元鹿島を。
実は密かな篤志家の方によって、先週鹿島香取には御神酒『みはしら』は御奉納いただいているのでありました。
そんなそれぞれのお宮では、奇跡のような青空と気候に包まれての参拝となりました。
空を見上げているとふと『みはしらブルー』という言葉が浮かびました。題字と瓶の藍、青色。
思えば、京都以外のこのみはしら奉納旅において、いつも雲のない見事な日本晴れに見守られています。
『ふじは晴れたり、日本晴れ。
神の國のまことの神の力をあらはす代となれる』
ではじまる『日月神示』。
終戦間際にそれが降りた地、千葉は麻賀多神社、天日津久神社。その神示の源を辿るとそれは、國常立尊であったとも言われます。
前回前々回の麻賀多天日津久神への参拝は、それぞれお一人ずつと参拝していましたが、いつも見事な日本晴れだったねと思い出していました。
しかも、東国三社もそれぞれの魅力が一番出る時間にそれぞれのお宮に辿り着いたねと、みんなで話していました。
それぞれ今回の東京奉納旅の交通宿泊費を出して下さったり、東京からのレンタカーや交通費などを出していただき、この関東の旅をすることが出来ました。
もう資金は尽きている私ですから、お二人のお力が無ければ、この旅は全く無理でした。
『何処ぞに募金するよりお金が活きると思います。』
そんな風に言ってくださるお二人の御厚意に支えられて、延いてはご参加いただくみなさんの御厚意に支えられて、生かされていることを改めて思い、有り難く有り難く思いました。
休みの都合で、立春にたまたま決まったこの日程。
夕食に予約して下さったお店が、『たまにはTSUKIでも眺めましょ』といいました。
そんなきのうは、たまたま新月でした。
宇宙へと意識を向けると、新月とは天の日、月の神が一緒になって、私たち地球へと真っ直ぐ一直線にその神明、神の御明かりを注いで下さっている日なのでした。
天の日月の神。
なんと見事な偶然、御神慮でありましょうか。
ただただこうべを垂れ、手を合わせるのみです。
ありがとうございます。