御神酒『みはしら』奉納事業

御神酒『みはしら』平泉寺白山神社御奉納

太平洋側の雲だらけの空は一転、白山がまさに遮って西側は雲ひとつない晴天!

御神酒『みはしら』の御奉納初めは、平泉寺白山神社となりました。

家族みんな持参した長靴を装着し、1メートル以上積もった雪の上を時々ハマりながらの参拝。

しかも本来あり得ない、神殿の間に上げていただきお祓いの上で御奉納、ならびに玉串奉奠までさせていただきました。

本殿へのご挨拶ののちに社務所兼宮司家ご自宅へ向かうと、宮司の奥さまが装束姿で、「どうぞどうぞ、二階へ」と言われます。

頭が????で一杯のところ、聞くとこの平泉寺白山神社さまでは地元の、しかもこの村の人のお祓いしか受け付けていないそうです。年にそうないそれが、たまたまさっき終わったところだそうで…

滅多にお上げすることはないし、これから無いかも知れないけど、同じ時間になってちょうど装束も著てることだし、せっかくだから神殿の間にどうぞ^ ^と。

なんという白山大神の歓迎でしょうか…

「滅多にここには入れないから、記念にお写真撮りましょうね」と奥さまがおっしゃってくださり、お撮りいただきました。

そこにあった、先先代宮司であり昭和天皇に講義されたこともある、平泉澄博士の写真や書なども、特別に見せていただきました。

奥さまは「私は生きた証は遺さないの(笑)」なんて言われて、一緒に写ってくださいませんでしたが、装束の袖が平泉澄先生の写真の隅に見えますね。

白山の神の志るしの杉の木乃

直ぐなる道を 行かむとぞ思ふ

                            白山 平泉澄

道理貫心肝

                白山寒林子(平泉博士の雅号)

平泉博士の御心、しかと引き継ぎます。

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ABOUT ME
代表おおくに
神話の故郷出雲大社から歩いてすぐの杵築の地、母の実家で生を享け、出雲大社を遊び場として育つ。   成人してからも神々を好きな思いが高じて各地の神社を数多く参るなか、縁をいただいて神籬磐座祭祀を司る古神道系特別上級神職資格を平成三十年に取得するに至る。   20年以上連れ添う妻と一人息子を大切にし、旅をこよなく愛する。 曲がったことを「どうなの?」と思う気性も含めてさすらいの英雄スサノヲノミコトの影響かな、たぶん笑。 生まれ故郷の出雲はもちろん、白山や伊勢等の魂の聖地に強く心魅かれる。 また、20代に現地で働いてもいた沖縄も大好きな第2第3の故郷。