太平洋側の雲だらけの空は一転、白山がまさに遮って西側は雲ひとつない晴天!
御神酒『みはしら』の御奉納初めは、平泉寺白山神社となりました。
家族みんな持参した長靴を装着し、1メートル以上積もった雪の上を時々ハマりながらの参拝。
しかも本来あり得ない、神殿の間に上げていただきお祓いの上で御奉納、ならびに玉串奉奠までさせていただきました。
本殿へのご挨拶ののちに社務所兼宮司家ご自宅へ向かうと、宮司の奥さまが装束姿で、「どうぞどうぞ、二階へ」と言われます。
頭が????で一杯のところ、聞くとこの平泉寺白山神社さまでは地元の、しかもこの村の人のお祓いしか受け付けていないそうです。年にそうないそれが、たまたまさっき終わったところだそうで…
滅多にお上げすることはないし、これから無いかも知れないけど、同じ時間になってちょうど装束も著てることだし、せっかくだから神殿の間にどうぞ^ ^と。
なんという白山大神の歓迎でしょうか…
「滅多にここには入れないから、記念にお写真撮りましょうね」と奥さまがおっしゃってくださり、お撮りいただきました。
そこにあった、先先代宮司であり昭和天皇に講義されたこともある、平泉澄博士の写真や書なども、特別に見せていただきました。
奥さまは「私は生きた証は遺さないの(笑)」なんて言われて、一緒に写ってくださいませんでしたが、装束の袖が平泉澄先生の写真の隅に見えますね。
白山の神の志るしの杉の木乃
直ぐなる道を 行かむとぞ思ふ
白山 平泉澄
道理貫心肝
白山寒林子(平泉博士の雅号)
平泉博士の御心、しかと引き継ぎます。
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