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相手にどれだけのことが、してあげられるんでしょうか。

相手にどれだけのことが、してあげられるんでしょうか。

何をすれば、思いは伝わるのでしょうか。

神話の昔、天照大御神は孫である瓊瓊杵尊にひざまずき、

「これを私だと思ってお祭りください」

と、鏡を手渡されました。

それは即ち、上に立つ者ほど遜ることが天下泰平、卦で言えば地天泰に繋がるということ。

それに、この世界は鏡であるということ。

また、鏡に映る存在、つまり自分こそが神であるということ。

などなど、色んな意味が込められています。

開くべき心の岩戸の奥にある、暖かな太陽。

日の光が、対象物に当たって初めて熱を発するように、

相手の心に暖かさが届くようにできるだけの配慮をする。

そしてその熱が届くほど相手の岩戸を開くことができたとき、

自分の心のお天道様が姿を現していらっしゃるのでしょう。

だからこそこのもがきは、相手のになにができるかという自問は、生きることの大きな意味の一つなんだと思うんです。

間もなく、世が明けます。

ABOUT ME
代表おおくに
神話の故郷出雲大社から歩いてすぐの杵築の地、母の実家で生を享け、出雲大社を遊び場として育つ。   成人してからも神々を好きな思いが高じて各地の神社を数多く参るなか、縁をいただいて神籬磐座祭祀を司る古神道系特別上級神職資格を平成三十年に取得するに至る。   20年以上連れ添う妻と一人息子を大切にし、旅をこよなく愛する。 曲がったことを「どうなの?」と思う気性も含めてさすらいの英雄スサノヲノミコトの影響かな、たぶん笑。 生まれ故郷の出雲はもちろん、白山や伊勢等の魂の聖地に強く心魅かれる。 また、20代に現地で働いてもいた沖縄も大好きな第2第3の故郷。