今日は紀元節。
神武天皇が神武天皇元年一月一日から数えて、2675年目を迎えます。
そんな日本の國のはじまりの日に、いよいよ御神酒 國靈(くにたま)は出来上がるようです。
今日は、ラベル見本が浪漫酒創庫あつみさんに届いていたので、別の瓶に合わせてみました。
い、いいんじゃないでしょうか…T^T
いかがでしょうか?
今回の御神酒 國靈(くにたま)にたどり着くまでに、頓挫しかけてギリギリ乗り越える、ということが実は何度も何度もありました。
最後の最後にも、昨年末、お米をこの日に酒蔵さんにお渡ししないとお酒がつくれないというギリギリの日、徹夜で朝4時まで作業してなんとか最終〆切に間に合ったのでした…
今回は田んぼの神様伊雜宮での降神からはじまった神事を含め、米づくり酒づくりのあらゆることに携わらせていただけたように思います。
こんなに光栄なことを、これまでどれだけの人が経験させていただけたのでしょうか…
そして、関わって下さったたくさんの方々のご協力なくしては何も出来ないことを、改めて感じることができました。
國靈との歴史は、ずうっとずうっと古いものです。
日本の、國と子達の神の歴史。
米づくり。
酒づくり。
そしてそこにいつもあった、
神まつり。
神が見守り▽、人が天皇を中心として感謝を献げる△という伝統、文化。
その仲をお酒がガッシリとくくり結び、紡がれてきた日本の國の歴史。
二つの三角がガッシリ合わさるさまが続いてきたからこそ、六合と書いて『くに(=國)』と昔から読んできたわけです。
そんな日本の國の、そして地球の歴史、伝統、文化、ずうっと繋がれてきたその心の連なりを、さらに未来へ繋ぐ。
その決意を、改めて感謝とともに献げようと思います。
日本の國の決意を神武天皇が宣言された、この記念すべき日を祝って。
地球を覆い包んで守る屋根の大黒柱に、僕ら日本の國のみんなで、なりましょう。
いやあ、本物が届くのが楽しみです。
関わって下さったすべての方々、
そしてすべての神々様、
本当に、ありがとうございます。
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「上(かみ)は則(すなは)ち乾靈(あまつかみ)の國を授けたまひし徳(うつくしび)に答へ、下(しも)は即ち皇孫(すめみま)の正(ただしき)を養ひたまひし心を弘(ひろ)めむ。然して後に六合(くに)を兼ねて都を開き、八紘(あめのした)を掩(おほ)ひて宇(いへ)と為(せ)む。」
『天皇は、天照太御神が斎庭の稻穗をお授けになり、國を委ね託しなされた徳にこたえる。
そして民は、そんな天照太御神の子孫である天皇の正しき心を己の内、そして世の中に広めていく。
そうして世界の、國の中心となる都をここに開き、天下全ての方位を覆い包んで守る家にしよう。』
神武天皇 即位建都の詔より