今日は能の稽古でした。
名古屋からの一番古いお弟子さん（って言っても僕より結構若い）に、
「能を習いたいきっかけは何ですか？」
って聞かれ、
「いやぁ調べていると、日本文化は肚に行き着くって思ったんです。手先足先の使い方も、本来は肚からの動きであることが理想だったり。身体だけじゃなくて、精神についての肚も。その中で能は、数ある『道』の中でも肚を重視してるなって。その道に散りばめられ、埋め込まれた秘密がちょっとでも見えたらなって思って。」
なあんてこと話してたら、お師匠さんが、
「それは正しいです。しかも僕のところに来てもらってよかった。能楽師の中でも、そういうことを考えずにやられている方もいるから。実はそれは、能の『秘密』なんです。」
というお言葉！そしてそのままお稽古へ。
能の舞には、民族存続の秘が埋められているという話も聞いたことがあります。
僕がそんな域に生きている間に行けるやらですが、間違いなく面白そうです。
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